2010年7月27日火曜日

Liberia, Managua


本当はSan Joseから一気にEl Salvadorの首都あたりまで北上しようと思ったのだけど、今回もせっかく日本の反対側まで来たんだからもったいない。。。と思いLiberiaというコスタリカの小さな街にやって来ました。

(写真じゃ分からないけど、街には数百ぐらいの馬で溢れてた!!)

たぶん、普段はとっても落ち着いた雰囲気の街だと思うんだけど、バスでLiberiaに着いた瞬間、馬、馬、馬で街が溢れてる!!!なんか、フェスと重なってしまったようで、2件ホステルを回ったら両方とも満室!(こんなことはほとんどありません。)で、3件目に普段より高い金額を払いチェック−イン。どうも、近くの村などから自分の馬を持って来て、カウボーイスタイルに馬を操って楽しんでました。「おお、なかなかカッコイ!」

(何と音楽に合わせて、馬が踊るんですよ!!)

翌朝ニカラグアの国境に向かってバスに乗り込んだ。最近気づいたことに、中米では日本人旅行者にまだ一度も会ってません!?でも、日本人に限らず、欧米人の長期旅行者も少なく、ほとんどが、1〜2週間の短期旅行者が多いかんじ。どうも、多くの日本人パッカーは中米を飛ばしてしまうようです。その理由としては、危険だから、物価が高いから、見所が少ないから。。。飛ばさなくても、コスタリカの首都からグアテマラまで高速バスに乗ってしまう人が多いそうです。(その場合、エル・サルバドール、ホンジュラス、ニカラグアは通過するだけになってしまう。)

(今回も国境を歩いて渡ります。。。)

コスタリカ×ニカラグアの国境は結構な人で溢れてた。しかも、どこに税関があるのかが分かりづらく、またしてもヘンテコリンなスペイン語を使って何とかニカラグア無事入国。しかし、入国税12米ドルも取られた!?直ぐさまバスで首都マナグアに出発。でも、到着した所がバス停なのか?雰囲気も怪しい。。。直ぐにタクシーに乗り込み、ホステルに向かったけど、タクシーの窓から見る街の雰囲気があまりカンバシくない。ニカラグア大丈夫か。。。?

2010年7月26日月曜日

San Jose


実は...コスタリカに入国して4日経つまで時差があったことを知りませんでした!?Puerto Viejoを出発するバスを待っていた時、時間になってもバスが来ないと思っていたら、自分の時計が間違ってた!!!???それぐらい、ここはユルイ〜〜

(コスタリカ人の誇りと言われている劇場。中は極めてゴージャスな造り!)

San Joseはコスタリカの首都。でも、そんなに見所が広がってないので、1日あれば大体の見所に行ける。市内を歩いてて気づいたんだけど、パナマもコスタリカも結構アメリカの影響を受けているのか、多くの店がアメリカから来てる!!例えば、マック、ケンタ、ピザハット、Subwayはどこでもあるけど、バーKing、ウェンディーズ、タコベル!などなど。。。日本では結構見かけるファーストフード店だけど、南米ではあまり見なかった店ばかり。(特にマックどの国でもかなり人気店なんですよ!!)

(夜ホステルに帰って来たらベットに猫が寝てた!!!!!)

それと、パナマ、コスタリカ人は結構な割合で英語を話す人がいて、正直旅はしやすい!!北米からの旅行者が多いからなのか?今回の旅の中では中米で一気に出会う確率が増えたアメリカ人。どうも、中米は距離的に近いし、カリブ海、太平洋に囲まれ気候もよく、他の地域みたいにアメリカ人嫌いが少ない影響なのか。。。?

(こんなカラフルな鳥がたくさん)

(「どう、私キレイでしょ?」っと言ってるみたい。。。)

とりあえず、暇だったので動物園に行ってみました。さすが南米日本ではあまり目にすることができない鳥たちが結構いて、小さいながらに楽しむことができた。

2010年7月24日土曜日

Puerto Viejo


PanamaからCosta Ricaの国境越えは橋でした。しかも、結構のボロさ。。。パナマ側でいつもの様にパスポートを出して出国スタンプを押してもらうんだけど、税関の人携帯で誰かと話しながらかなりいい加減に働いているし。しかも、コスタリカ側なんて税関が昼食を取ってるので。。。外で30分ぐらい待たされるし!?10人ぐらいのパッカーは旅慣れしているのか、誰も驚かずただ地面に座って待ってます。

(以前は鉄道が走っていたようなレールがそのまま残っている。こんな狭い所だけど、トラックも通るんですよ!)

コスタリカでもカリブ海はとってもキレイ!!Puerto Viejoでは波もよくサーファーたちの溜まり場になっていると聞いていたので、楽しみにしてたけど、サーフボード借りるのに1日15米ドル!高い!?(エクアドルだったら2時間2ドルの安さだったのに!)しかも、海に行ったら波あんまり無いし。。。

(贅沢とはカリブ海でマンゴをかじることである。)

(この数日で結構焼けました。)

(北米人にとっても人気の観光スポットなんです。だから、ホテルやレストランなどの経営者が欧米人てこともよくある。因にこの家150坪ぐらい、バー、レストラン、2部屋付きで約3,000万円です。決して安くはないけど、なかなか環境的には良いですよね。)

でも、Puerto Viejoに着いた夜に何と久しぶりに日本人に会った!しかも、ここに早6年も住んでるんだからビックリ!!話を聞くとこの地がとっても好きになってしまい、最初は何も無かったのに、今じゃ家持ち、車持ちの裕福な(?)暮らしをしてるんだからスゴいよね。南中米(世界)にはこういう日本人が時々いて、彼らと話すのが半端無く面白い。まあ、欧米人では結構いるけど、同じ日本人が知らない土地でなんだかんだ地元でやってる姿は格好イイな。

2010年7月19日月曜日

Boca del Drago


島の反対側に位置するBoca del Dragoはヒトデが多くとっても素敵なビーチ。そこに行くには通常ボートかバスまたは自転車で行く人が多い。個人的に島を横断することに魅力を感じたので、バスより料金がかかるけど自転車で16キロの距離を走ることにした。


(ヒトデたくさん)

1時間1ドル50セントの自転車を6時間借りることにしたので単純計算すると9ドルになるはずなんだけど、何故か「じゃあ、7ドルね」と言われたので、7ドルだけ支払いちょっとお得!因に一日借りるとどこも10ドルもします。結構高い。。。バスだと往復5ドル。

(バカンス中。。。)

(島に着いてから雨が降らなくなって最高の天気!!)


16キロなんて直ぐだと思ったけど、これが結構な距離。汗だらだらになりながら1時間10分かかった!着いて直ぐに海に入って、レストランでジュースを頼んだら2ドル50セント。結構高くない!?その後、ビーチ沿いを歩いてみたら、これがかなりハイレベルな海。どこを撮ってもホント絵になるビーチです。そんな所に突如現れたのがヒトデ。しかも、何匹もいる!!とっても落ち着いた雰囲気のビーチでかなり楽しめる。

Bosca del Toro


中米は基本的にスピードを上げて北上する予定だったけど、、、カリブ海にもの凄い綺麗な島があると知って行きたくなった!でも、最近はズーット雨が降ってるし、天気予報を調べても雨の確率60%以上。。。カノアでも生憎の天気だったので、結構悩んだ。しかし、せっかくココまで来たんだから、行くしか無い!大体このパターン「せっかくココまで来たんだから。」と、自分に言い聞かせて寄り道ばっかしてます。。。

(It's vacation time, yeah! まあ毎日がバケーションなんですけど。。。何か?)

島まで水上タクシーを30分ぐらい乗って目的地Bosca del Toroに着いた。まず、欧米人の多さにビックリ!島の人口より旅行者の方が多いんじゃない!?で、早速客引きがやって来てスノーケリングツアーの説明をしてくれた。普通なら直ぐに断るんだけど、内容が結構良い。15米ドルでほぼ一日近くの島へ行ってドルフィンを見たり、スノーケリングしたり、綺麗なビーチで泳いだり。そんなに高額でもないし、他の旅人も申し込んでいるようなので、行くことにした。

(こんなボートでドルフィン探し!)

(いた〜!!でも、背びれしか見せない。。。)

翌日モーターと屋根を付けただけのボートに14人ぐらい乗り込み、猛スピードで海の上を走る。20分ぐらいしてドルフィンを見つけて写真を撮る。あれ、ドルフィンって体全体でジャンプするんじゃないの?でも、ボリビアでみたピンクいイルカよりはましか。。。

(これ島じゃないんですよ!マングローブの固まり。こんなのがそこら中にある。)

(突如姿を現せた水上レストラン!)

(透き通った水がとってもキレイなビーチ)

その後場所を変えてスノーケリングをするんだけど、これが素晴らし!!スノーケリングは沖縄に住んでいた時に何度かやっていたけど、カリブ海のスノーケリングは魚だかが楽しみじゃないんだな!!海底にある植物のカラフルさ、紫、黄色、茶色、赤、様々な色がとってもキレイ!!防水カメラ日本から持ってくればよかった。。。それぐらいよかった。(今更だけど、何でダハブでダイビングしなかったんだろ。)

2010年7月18日日曜日

パナマ運河


ホステルからパナマ運河までは歩いたり、バスを乗り継いだり約1時間強ぐらいで着くんだけど、かなり分かりづらい。ガイドブックを2冊持ち歩いてるけど、両方とも間違った情報が書いてあって、ヘンテコリンなスペイン語(ほとんど無理矢理英語を話している。)で何とか着いた!

(建物の裏側に運河があるんだな!)

(運河建設が始まったのはかなり前の話、でも、簡単なプロジェクトでは無かったようで、数十年前にアメリカがパナマに力を貸して、現在の運河になっている。しかし、建設後からはアメリカの所有だった運河も1999年にパナマに引き渡しを行なった。写真は建設中に使用したスコットランド製の船)

これが有名なMirafloresの正面です。入場料を5米ドル払って(パナマも自国の通貨がないので米ドル使用)。中に入るとミュージアムになってる!しかも、冷房がガンガンにかかっていて気持ちいい〜!そう、コロンビアのカルテヘナあたりから遂に気温が上がって、久しぶりのT−シャツ、ショートパンツの組み合わせだよ!!でもね、エクアドルを出たぐらいから毎日雨降ってます。どうも、雨期の季節に重なってしまったようで、ウキウキします!なんてオヤジギャグが口から出てしまうほど、雨降ってます。一日必ず一度は雨が降ってます。。。

(建物頂上から見た運河。見て分かる様に、水量が違ってます。)

(大型船が来たので、水量を合わせてゲートを開きました。)

(ギリギリラインで大型船が通りま〜す)

(2隻目の船の先端にIstanbulと書かれてました!この船トルコから来たの?)

でも、パナマ運河有名なだけあって、スゴい!あまり詳しい仕組み等は分からなかったけど、実際に大型の船が通る瞬間を見たらみんなそう思うはず。本当にギリギリラインで船が通ってる!!どうも、ロンプラ(Lonely Planet)言ういわく、毎年約14,000隻の船が毎年この運河を利用するようです。勿論運河を利用するには料金を支払うのですが、その平均が約300万円。船の荷台を合わせた重さで支払う料金が異なるそうです。過去の履歴では2001年にフランスの船が81,646,627kgで最高額の2,000万円を支払ったそうです!!反対に最小額は1928年に泳いで渡った人が約30円を支払ったそうです。

パナマ


パナマ入国!!そうなんです。4ヶ月半南米を満喫してやっとこ中米に入りました。予定よりだいぶ遅れて。。。まあそんなもんだよね。予定なんて。と自分に言い聞かせています。本当はもう少し南米でゆっくり、じっくり観光をしたかった。エンジェルフォール、南極、イースター島、ガラパゴス諸島にも行きたかったけど、まあ次の機会にします。(次もあります。きっと。。。)

(旧市街の歴史ある大聖堂)

地理をご存知の方は知ってると思うけど、コロンビアとパナマな陸がつながっているけど、この一体はジャングル地帯になっているのと、ゲリラがウロウロ居るとのことで道が無いんです!!結構ビックリなんですけど。なので、ほとんどの旅人はコロンビアからパナマに飛行機で飛ばないといけない。しかも、1時間ぐらいのフライトなのにチケットが約2万ぐらいする。高いよね!?他にはカルテヘナからパナマまで6日間船の旅がある。金額は4万近くするけど、途中で小さな無人島などによって、スノーケリングなどができ食事も付いているので、時間とお金に余裕がある人にはお勧め!

(遠くから見た新市街の様子。かなり都会っぽい)

で、そのパナマ行きの飛行機に乗る前に出国手続きをするんだけど、これが今まで言った国の中で一番面倒!まず、パナマへ入国するには出国の飛行機のチケットを持っていないとダメ!バスで出国するんじゃダメなんです。なので、旅人たちは偽造の出国チケットをネットで用意してカウンターに提出しているんだな。これは冗談でもなく、知り合いの夫婦はその偽造チケットを持ってなかったので、パナマに飛べませんでした。勿論、料金払い戻しも無い!(痛いでしょ?)次に出国スタンプをもらう前に何と近代的(?)レントゲンなんか撮っちゃったりして、もの凄い!多分コロンビアではコカインの製産が多いので、他の国にコカを持ち出さない為に体の隅まで調べるってことだと思う。

(パナマ市内のバス。ちょっと分かりづらいけど、ヤンキーちっくな柄で、中はスラム街のトイレの様に落書きが天井まで溢れてます!どうです、乗りたくなるでしょ!!)

さあ、次は飛行機に乗り組むんだけど、この飛行機が40人も乗れないような小さいプロペラ機!乗客は20人ぐらい。さすが飛行機が小さいだけあって離陸の際は全然揺れないんだけど、いざ飛んでると結構揺れる。怖い。。。そうなんです、未だに飛行機が大の苦手。揺れる旅に手すりを握りしめ、手には汗をかいてしまうので、隣にいる人がクスクス笑っているような!?でも、怖いものは怖いんですよ!!

(旧市街のメイン通り)

やっとパナマに入国できたけど、市内まで行くタクシーがもの凄い高い!(恐らく距離と金額を比例すると東京のタクシーと同じくらいの料金)なので、必殺人集め!一緒にプロペラ機に乗って来たパッカーを集めて、シャアーすることに、それでも一人10米ドルも掛かるんだから酷い!

2010年7月15日木曜日

カルタヘナ


遂にWカップ最終戦です。メデジンからカルタヘナまで5人で来たんですけど、その中にオランダ人が居たので、Wカップ最終戦は全員でオランダを応援にHard Rock Cafeにて観戦。さすがWカップ!さすが決勝戦。Hard Rockは満席です!!でも、80%以上の人がスペインを応援!?でも、でも、こんなコロンビア第4の都市カルタヘナに15〜20人ぐらいのオランダ人が約束もしてないのに一つの場所に集まるんだからビックリ!!

(最終戦が始まる3時間前にホステルをでて自国をアピールするオランダ人)

(試合中は座ることもできず、立って応援)

結果は延長の末、スペインに1−0で負けてしまった。ゴールが決まった瞬間はかなりの盛り上がり。反対にオランダ人は余りのショックに言葉がなかったよ。。。どうも、日本では日本戦のWカップの視聴者率が50%以上と聞いてますが、恐らく南米ではそれ以上ではないかと。だって、テレビがある家では必ずWカップ見てます!

(コロニアルな建物が多く残る旧市街)

(日曜日なのであまり歩いている人がいない)

(旧市街から見た新市街。結構離れてます。)

(こんあドアノブ見たことね〜!ポセイドン!?)

カルタヘナには新市街と旧市街がはっきり分かれていて、未だに旧市街にはコロニアルな建物や教会が綺麗な状態で残っていて見応えがとってもある。建物の中もクラシックでとっても雰囲気がある。中でも興味深いのはドアノブ。旧市街のドアには様々な形のドアノブがあって、人の顔、イグアナなどの動物の形。夜には綺麗にライトアップされてこれまた味がある。

メデジン


Salentoから5人ぐらいでコロンビア第2の都市メデジンにやって来ました。バス停に着いたの朝の4時半ぐらい。。。でも、大丈夫。自分以外は結構みんなスペイン語を喋れる(最近は人任せ)。とにかく、タクシーをシャアーして前日に予約をしておいたホステルに直行。メデジンは想像以上に大都会。メトロも走っているし、市内バスもかなり頻繁に走ってる!しかも、広いよ!

(15分ぐらいケーブルカーに乗って頂上に向かう)

(最終地点から一望した市内の様子)

早速、ケーブルカーから街が一望できる場所があると聞いて、夕方ぐらいに向かってみた。なんと、100円以下でメトロに30分ぐらい乗って、途中でケーブルカーに無料(メトロ料金に含まれる)で乗れるんだからビックリ!しかも、メデジンにメトロができたのはたった10年前なので全てとってもキレイ!

(都心には多くの建物と人が溢れてました。)

(有名な南米のアーティストの作品が並んでいた。この彫刻の意味は男性は女性の支配にあるってことでしょうか。。。?)


最近は欧米人と一緒に居ることが多いので(?)、夜に出歩くことが多く財布のヒモが緩んでいるような。。。結構ヤバい。なので、夕飯は自炊することにしたけど、結局外食するのと同じ料金が掛かってるし!?

(劇場内の雰囲気)

(Me and Omri. He was a really nice and caring guy to hang out. Actually, he was a first foreign person to travel with me so long. However, we separated at a city of Medellin.)

翌日はダウンタンに出てフラフラ観光した後、オムリ(イスラエル人)が個人レッスンでスペイン語を学ぶため、待ち合わせをした小劇場に向かった。久しぶりに劇場に入ってかなり心がドキドキしていた。(実は大学の専攻が演劇だったんです。)この劇場の雰囲気が大好き。やっぱり、演劇もしたい!多分、東京にもこんな劇場があると思うけど、ここ4年ぐらい全然こういうのから離れている。。。んです。この日も夜スペイン語でshowが合ったので、オムリが皆で見ようと言ったけど、ここで演劇を見たら自分自身が空しくなってしまうような気がしたので。。。夜予定通りカルテヘナに向かうことにした。

2010年7月11日日曜日

Coffee Farm


念願のコーヒー農園に行ってきました。個人的にコーヒーが好きな方だと思っているけど、コーヒーの豆がどんな場所でどのように栽培されているかはあんまり知らなかったので、とっても楽しみにしてたんだよね。

(後数ヶ月で実りがでる若いコーヒーの木)

ホステルから山道を1時間ぐらい歩いて行った場所に、個人で栽培しているコーヒー農園を訪れました。そこでは、約1時間ぐらいのツアーをしてくれてコーヒーがどのように栽培されているか細かく説明してもらい、その後にコーヒーを頂くって感じ。

(説明を受けたけど忘れた。。。綺麗な葉?)

まず、何よりも興味深かったことはコーヒーは雨が多く降る土地で育つと言うこと。特にこの場所では直射日光を防ぐ為、コーヒーの木と一緒にバナナの木を植えていました。ご存知バナナ葉はとっても大きく、コーヒーを強い日光から守ることが出来るのです。また、バナナの木はコーヒー栽培のため土をも潤す効果があるようです。それと、美味しいコーヒーを栽培するには大体1800mぐらいの標高の土地が良いらしく。まさにここSalentoでは全ての気候がマッチしている様に思える。

(さっき摘み取って来たコーヒーの実)

(数週間乾燥させているコーヒーの豆。ピーナツみたい!)

また興味深いことにコーヒーの実を開けると2つの豆が入っていて、その豆はヌルヌルしているんです。その豆をガーゼや綿に乗せて数日水をあげ続けると芽がでて葉が生えてくるので、その後、鉢に移して半年後に成長した木を農園に移し、1年半後には実らせるようです。

(オルガニックのコーヒー。コロンビア人は通常スプン2〜3杯の砂糖とたっぷりミルクを入れて飲んでいる。)

但し、この農園のコーヒはオルガニックなので、一つの木からは75〜50%ぐらいしか実が取れないようで、約10〜20年で木が死んでしまうため、数年に何度か木を入れ替えつつ栽培をしているようです。

(パイナップルも実ってた!!)

摘み取った実は手動の機会で豆だけ切り取って、数週間乾燥させてから、火で焙って完成。オルガニックコーヒーだからか長期間の保存は出来ないようです。豆の状態だと6ヶ月、粉末状の場合4ヶ月しか持たないようです。美味しいコーヒーを頂くには結構大変だと分かりました。