2010年9月7日火曜日

Teotihuacan


こちらも訪れるのが今回で2度目になるテオティワカン。メキシコ・シティーから北東に車で1時間ぐらい走った盆地に堂々と存在する太陽と月のピラミッド。最も栄えた時代は200年〜550年と言われている(推定)。しかも、絶頂期の時には人口12〜20万人の人が生活をしていたと推定される。

(太陽のピラミッド)

(8年前の撮った太陽のピラミッド)

(太陽のピラミッドの頂上。真ん中に小さい銀が埋まっていて、それに触れると力を得るという迷信がある)

基本的にテオティワカンは古代宗教都市と知られ、代表的な太陽のピラミッドは高さが65mもあり、当時の建造物としてはアメリカ大陸最大と言われている。但し、現在ではグアテマラのティカル遺跡のⅣ号神殿は70mの高さを超えていると言われている。もし、太陽のピラミッドの頂上に祭壇が残っていればティカルを上回っていた。(コロンブス以前のテオティワカンの実物の高さは75mあったと推定される)。

(太陽のピラミッドからみた月のピラミッド)

個人的に中南米の遺跡にそこまで興味が持てないところは、何故このような建造物を築いたのか、何故一瞬にしてそこに住んでいた何十万という人たちの存在が消えているのか分からないこと。確かにマチュピチュ、ティカル、テオティワカン他の遺跡はスゴいと思うけど、謎が多すぎて自分にはついていけない。。。

(月の神殿から撮った全体)

(ある小ピラミッドにはこの様な像がついていたりする)

反対に同じ遺跡でもここまで旅しててエジプトのギザのピラミッドの偉大さを感じてしまう。まず、一つ一つの石の大きさ、ピラミッド自体の高さ。何と現在のギザのピラミッドの高さは138.74m(当時の高さ146.59m)。これだけの高さの建造物を4000年以上前に建ててしまうんだから、想像もつかない。

(やっぱり凄いぞギザのピラミッド)

こうして何度も各大陸で様々な遺跡を見ていて時々思うことは、実際にその場所が一番栄えた時代にタイムスリップして訪れたい欲まで出て来てしまう。恐らく多くの考古学者たちはそんなことを望む様に一度でいいから4500年前のギザに行ってみたいものだ。。。

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