2010年11月28日日曜日

Rome


ローマにはホント見所が多いけど、範囲が小さいから頑張れば2日ぐらいで全て回ることができる。だけど、何故か1週間も滞在してしまった。もう移動が面倒になっちゃったんだよね。だから、朝は今まで以上にゆっくり時間をかけて朝食を食べて、お昼ぐらいから観光開始って感じの生活をしてました。

(コロッシアムは予想通り大きかった!!)

(これが約2000年前に建てられた場所とは信じられない)

(夜になるとまた雰囲気がだいぶ違う)

世界7不思議の一つコロッシアム。2000年ぐらい前、この場所ではグラディエーターたちが命をかけて殺し合うことを、人々は娯楽として楽しんでたんだから凄まじい時代だったんだろうなぁ。。。他にも、人と動物(熊、ライオン、虎、ヒョウ、サイなどなど)も戦ってたんだって!!

(あ、結婚式してる。っと思ったら日本人カップルだった!!金持ちは違うね!)

(トレビアの泉。ここに背を向けてコインを投げると、もう一度ローマに戻ってくることになるんだって。)


「ローマの休日」でも有名になっているこれらの場所は現代でもとっても人気スポット。個人的にはパリ、ベネチア、ローマは街が観光客に溢れ過ぎ!!

古代ローマの街があった場所。ほとんどが廃墟となってるけど、その大きさから当時の繁栄が分かる。

やっぱ、イタリアのピザは美味しい!!!ローマのほとんどのピザ屋はグラムで金額を決めている。この両手サイズの大きさで約5€。

たぶん学生デモ。タブン、就職先が全然ないのでしょうか?何百もの学生が大統領官邸の前で行進してました。一つのプラカードには「Cut my hair, not my future!」何て言葉が書かれてた。どの国も不況でホント大変です。

2010年11月27日土曜日

Vatican


長く続いたこの旅もそろそろ終わりを迎えようとしています。既に40ヶ国以上訪れて最後の国になったのが、このもっとも小さいバチカン諸国。想像以上に小さい場所で、正直ガイドブックを見なかったら「あれ?既にバチカンに入ってるの?」って気づかないぐらい小さい。。。しかも、この国にある主なものは博物館、大聖堂、広場ぐらいしかない。しかも、許可が無いと入れない場所がほとんど。

(バチカン博物館の出口)

(1529年に書かれた世界地図)

とにかく、向かったのがバチカン博物館。博物館のシスティーナ礼拝堂にはミケランジェロが描いた「天地創造」のフレスコ画が描いてある。この礼拝堂だけは写真が禁止されてたので、撮れなかった。


(「天地創造」のほんのごく一部。本物はカラーだよ。で、左がアダムで右が神って感じ)

(これも有名なミケランジェロの作品。マリアがイエスを抱いている)


(バチカン諸国にある広場)

2010年11月24日水曜日

Firenze


フィレンッエには4泊したけど、生憎毎日雨降りだった。。。雨降ってると写真を撮る気にならなかったので、フィレンッエの写真があんまりないなぁ〜〜。一番印象に残ったのがミケランジェロのダビデ像。この写真はレプリカだけど、ちゃんと博物館の中に本物があるんだな。ダビデ像は想像以上に大きく5mあるんだって。で、この姿勢はルネッサンス時代の勝利、栄光を現す立ち方だとか。。。でも、少し残念なことにあんまり手入れ(?)をしてないのか、ちょっと汚れてたような。。。しかも、頭の所には蜘蛛の巣さえあったよ!!!

(このレプリカは2mぐらいの高さ。やっぱ本物とは迫力が違うね!)

(夜、異様な雰囲気を放つサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。)

(大聖堂の天井の絵「最後の審判」)

(橋上家屋で有名なポンテ・ヴェッキオ)

Siena


1995年に世界文化遺産に登録されたシエーナの街に来たけど、この日も雨。。。しかも、日曜日だったので、ほとんどのお店は閉店。街を歩いているのは観光客のみ。街がとっても静かだった。もはや、こんなに家が並んでるのに誰も住んでないんじゃね。ってぐらい不気味なほど静かだった。

(大理石の汚れた階段がとっても雰囲気がでてイイ感じじゃない?)

(ちょっとした丘から見たシエーナの街)

(街の中心カンポ広場)


(ほとんどの路地がこんな色合い。レンガの壁に緑の窓枠)

確かにシエーナは家一軒一軒、路地の一つ一つにとっても歴史を感じられる場所。だったけど、冷たい雨と気温の低さにテンシャンガタ落ち。結局、数時間の滞在で現在拠点としているフィレンッエに撤退!!でも、電車の中も寒い〜〜やっぱJRは高いけど、完備が確りしているんだなぁ〜。と海外に来て思い知りました。

2010年11月22日月曜日

Pisa


実は自分は高所恐怖症にもかかわらず、高層タワー&建物にちょっと興味があったんですね。今までに行った有名どころのみリストしてみました。
1.CNタワー(553.33m)
2.ワールド・トレード・センター(528m, 110階)
3.シアーズ・タワー(442.1m, 110階)
4.台北101(509.2m, 101階)
5.上海環球金融中心(492.3m, 101階)
6.ペトロナス・ツインタワー(451.9m, 88階)☆
7.世界最長ブルジョ・ハリファ(828m, 168階)☆
(☆マークが付いているのは現地まで行ったけど、上まであがれなかった。)

(この日も小雨で曇ってたけど、一瞬日が射した瞬間を捕らえました)


ピサの塔に着いた時、チケット代が15€もするので塔の前で1時間ぐらいのんびりサンドイッチをかじりながら迷ってました。(基本高層ビルに上がるのには結構金額がかかるんです。。。)もし、ここで上がらなかったら、またイタリアに来なくては行けない理由ができる。何て自分に言い聞かせてたけど、やっぱり最後は高層ビル好きとしては上がらなくては。と思いチケットを購入。

(塔の上から撮ったピサの街)

(カメラを水平にしてとった塔の一部。どうです、大分傾いているのが分かるでしょ!)

実際塔に一歩踏み入れてビックリ!!「この塔、傾いてる!!!!!!!」まぁ、当たりまえなんだけど、見るのと体で体験するのは違うね。ここで、少しこのピサの塔の歴史を言うと、1173年に塔の着工されたけど、直ぐに塔が傾いてしまったそうです。。。その5年後には一時建設を中断。大分年が経った1272年に再度塔の建設をするけど、またまた長い間工事が中断されていました。


(この車分かります?ルパン3世が愛用しているフィアット500。イタリア製なんだな)

因にこのピサの塔は5.5度傾いているそうです。塔の中に入ると約300の螺旋階段を上がるんだけど、傾いているから上がるのが大変。一番上では外に出られるけど、これまた傾いているから結構怖いし。。。塔の高さは55.86m上からみるピサの街がとっても綺麗だった。

2010年11月20日土曜日

Venezia


水の都ベネチィアでも雨降ってるし。。。どうも3月と11月は雨が多い時期なんだそうです。短期で行かれる方は天気を調べてから時期を選んだ方がいいかも。だって、ここ晴れてたらどこでも絵になる風景だもん。生憎の雨なんで、微妙に雨がやんで明るくなった時を選んで写真撮ってみました。



ベネチィアはとっても小さい島。そんな島にいくつもの水路があって移動手段はボートか徒歩。車は島の外れに行かないと走ってない。だから、郵便局もゴミ収集も全てボートなんです!なんだかワクワクする街だけど、実際に住んでみると大変そう。

(1588年に建設されたリアルト橋。1850年までメインの運河を渡れる橋はここだけだったそう。)


なっていっても、メインの運河を走るボートに1度乗るだけで6.50€。それに、住居は日本以上に狭いし、高額のようです。しかも、水の上に建っているので、毎年のメンテナンスが大変。年に何度か街が水没して、家や公共の場所に入ってくることもあるそうです。なので、大きい広場などには何十もの台が置かれていて、水没した際にはこの台が通路になるようです。


(トマトソースだけなのになんでこんなに美味しいんだろぅ?)

ベネチィアには大きなビルも無ければ、企業も無い。その為、多くの若者が街を離れているようで、ベネチィアの人口の25%以上は65歳以上の年配者。そして、人口は30年前の半分になっている、とても深刻な問題を抱えている街だったのです。。。でも、ベネチィアは本当に素敵なところ。2泊しかしてないけど、また晴れた日に戻って来たい場所だった。

2010年11月19日金曜日

Milan


モロッコからヨーロッパはイタリア;ミラノに戻って来ました。少し気が抜けてしまいウ。。。確かにヨーロッパは歴史もあって、見所もあるけど、自分みたいなbackpackerはそこまで楽しめないことに気づいた今日この頃。

(ミラノで唯一観光したミラノ大聖堂。これはなかなか見応えのあるところです。)


ミラノは今回の旅で2度目の訪問。今年の2月下旬に南米に飛ぶ前に一度来てるんです。だから、もうイイでしょ?って感じ。まぁ、ほぼどこも観光してないけど。しかも、ミラノには有名なダビンチの「最後の晩餐」があるんだけど、それも「もういいでしょ。。。?」てな感じです。テンションガタ落ちの一番の理由は天気だと思う。だって、ミラノ毎日雨降ってるし、寒いし。。。

(イタリアでの移動はほぼ電車。でも、高いんだよ(怒)ミラノ→ベネチアまで35€だよ。)

なので、2泊何もしてないけど、次は水の都ベネチアに向かいます!!

Essaouira


モロッコでの滞在最後の場所に選んだのが、ここエッサウラ。エッサウラ街の響きがとってもイイ。ここエッサウラは大西洋に面していて、漁業は勿論、波乗りも有名な場所。結構小さい街だけど、個人的にとっても落ち着く場所で、時間が許すならば長期で滞在しても良さそうなところ。

(港から見た旧市街の様子)

(モロッコの猫は余りにも人慣れしているので、この距離でカメラを向けても逃げない。)

猫もそうだけど、人々もとってもノンビリしている。数日しか居ないけど、何も変わっていない風景がとっても落ち着く。毎日同じところに陣取っている猫、同じカフェで何時間も滞在している伯父さん、スズメたちが店の大豆やコメを食べに来ても何も言わず見ている伯父さん、突然どこからともなく現れる浮浪者の伯父さん。3日間しか居なかったけど、そんな日々が懐かしく感じてしまう。でも、きっと5年後にこの場所を新たに訪れることがあっても、あの伯父さんは今も黙って大豆を売っているはず。。。

(ちょっと豪華に旅友4人でディナー。)

(日本でも人気になっていたタジン。これがメチャクチャ美味しい。基本モロッコの料理は美味しい)

(サハラ砂漠で砂を持ち帰って来ていることから、日本に帰ったら小サハラを自分家で作ることを夢見てサハラで出会った動物たちを集めてみました。どうです、どいつも凛々しい顔しているでしょ!!)


モロッコの滞在は10日間だった。今思うと本当に一瞬にして時が経ってしまった。。。(涙)最後に大西洋に沈む夕日を見に行っちゃいました。知ってました?モロッコって意味は「日が沈む」ってことなんだって!!そう思うといつも以上に夕日がキレイに見えた気がする。またいつの日か来れるかな。。。?

Marrakesh


異様な雰囲気を放つマラケシュ。「なんだここは!!」特に夜になると旧市街の大きな広場に何十件もの屋台がズラリと並び、凄まじい勢いで客引きが始まり、多くの観光客や現地人で賑わう。その広場のもう一つの顔は大道芸人。民族衣装を着た現地人、コブラ使い、音楽家、などなど様々な珍しい人々で広場は混雑している。

(異様な雰囲気を放つ街マラケシュ)

(エスカルゴとは呼ばせない!!これはカタツムリです!!モロッコ人はこれが好きなよう。どこに行ってもこの屋台がある。で、今回テースティングに挑戦。1つ目でギブアップ。。。だって、カタツムリの目が合っちゃったんです!!)

既に40ヶ国ぐらい旅してるけど、こんな雰囲気は初めて。結構Newで楽しいけど、すぐ飽きる感じもする。。。他にマラケシュでやることは買い物!!既に帰国が決まってると買い物がかなり楽しくなる。今まではWindow Shoppingで「見てるダケ〜」って感じだったけど、イザ買うぞ〜。と思うと結構悩む。

(マラケシュのメディナ(商店?)には色んな物が売ってて見てるだけでも楽しい)

(古い銀細工が多く売られてますよ)

(中東同様オリーブの味が最高!!)

結局、以前から欲しかったシーシャ、他に布、銀のブレスレット、CDなど。時間が少し余ったので、モロッコ映画でも見ようと思って、通りすがりの映画館に行ってみた。でも、上映しているのはインド映画。どうも、モロッコで上映する映画の多くはインド産が多いよう。(日本もつまらないハリウッド映画よりインドやヨーロッパの映画を上映して欲しいです!!)このインド映画が想像以上に興味深い内容で楽しめた。(タイトルは、、、忘れた!!)

Ain Benhaddou


ワルザザードから約30キロ離れた荒れ地、アイット・ベン・ハドゥに来ました。この場所は「アラビアのロレンス」「グラディエーター」など多くの有名な映画の舞台として使われた場所。しかも、1987年に世界遺産に登録されているはずなのに、結構いい加減なばしょ。


ここも前回同様全て干し土でできている街。写真を撮った反対側に小さな街があって、ホテルやレストラン街がある。っと言っても10分もあれば全て見れてしまうぐらい小さい街だけど。で、写真に映ってるアイット・ベン・ハドゥに行くには手前の川を渡る必要がある。この時期は乾期だったから簡単に渡れたけど、雨期の時期だと大変そう〜〜。でも、直ぐ近くに橋を造ってたから、2年後ぐらいには完成してるんじゃない???


世界遺産に登録してるんだから確りしていると考える貴方、その考えはモロッコでは通用しません。なんとアイット・ベン・ハドゥの入場料は約100円(激安)しかも、出口には誰も見張りが居ないから無料で侵入できるシステム。警備員の人数0(笑)。


(干し土で作る家の現実。石を組み上げてコンクリートの変わりに土で固める仕組み)

(アイット・ベン・ハドゥの中にも現在も3〜4家族が生活をしている。だから、こんあお土産屋さんもチラホラ見かける)

この場所のもっとスゴいところは87年に世界遺産になっているのに町中一部はメチャクチャ。現在数名で補修作業をしているけど、タブン5〜10後に来ても完成はしてないでしょう。だって、数年前までは入場料も無料だったようです。また、こんな荒地にくる旅人もタブン結構なマニア。そんな世界遺産も世界にはあると言うことをシミジミ今回知りました。

(マラケシュ行きのバスの中からアトラス山脈の一部)

アイット・ベン・ハドゥには1泊もしなかった。(時間があったら1日ぐらい過ごせたらきっと楽しい滞在になったはず)。で、マラケシュ行きのバスのチケットを事前に買っておいた。バスがアイット・ベン・ハドゥに止まると思って待っていたけど、実はここから9キロ離れた場所にしか止まらないことがバスの時間10分前に分かった。直ぐ乗り合いタクシーを捕まえて向かったけど着いたのはバスの時間20分過ぎだった。「あぁ〜もうバス行っちゃったかな?」なんて言いながら30分ぐらい待ってたら、何と突如自分たちのバスが出現!!!そのバスで何もなかったようにマラケシュに向かった。