ワルザザードから約30キロ離れた荒れ地、アイット・ベン・ハドゥに来ました。この場所は「アラビアのロレンス」「グラディエーター」など多くの有名な映画の舞台として使われた場所。しかも、1987年に世界遺産に登録されているはずなのに、結構いい加減なばしょ。
ここも前回同様全て干し土でできている街。写真を撮った反対側に小さな街があって、ホテルやレストラン街がある。っと言っても10分もあれば全て見れてしまうぐらい小さい街だけど。で、写真に映ってるアイット・ベン・ハドゥに行くには手前の川を渡る必要がある。この時期は乾期だったから簡単に渡れたけど、雨期の時期だと大変そう〜〜。でも、直ぐ近くに橋を造ってたから、2年後ぐらいには完成してるんじゃない???
世界遺産に登録してるんだから確りしていると考える貴方、その考えはモロッコでは通用しません。なんとアイット・ベン・ハドゥの入場料は約100円(激安)しかも、出口には誰も見張りが居ないから無料で侵入できるシステム。警備員の人数0(笑)。
(干し土で作る家の現実。石を組み上げてコンクリートの変わりに土で固める仕組み)
(アイット・ベン・ハドゥの中にも現在も3〜4家族が生活をしている。だから、こんあお土産屋さんもチラホラ見かける)
この場所のもっとスゴいところは87年に世界遺産になっているのに町中一部はメチャクチャ。現在数名で補修作業をしているけど、タブン5〜10後に来ても完成はしてないでしょう。だって、数年前までは入場料も無料だったようです。また、こんな荒地にくる旅人もタブン結構なマニア。そんな世界遺産も世界にはあると言うことをシミジミ今回知りました。
(マラケシュ行きのバスの中からアトラス山脈の一部)
アイット・ベン・ハドゥには1泊もしなかった。(時間があったら1日ぐらい過ごせたらきっと楽しい滞在になったはず)。で、マラケシュ行きのバスのチケットを事前に買っておいた。バスがアイット・ベン・ハドゥに止まると思って待っていたけど、実はここから9キロ離れた場所にしか止まらないことがバスの時間10分前に分かった。直ぐ乗り合いタクシーを捕まえて向かったけど着いたのはバスの時間20分過ぎだった。「あぁ〜もうバス行っちゃったかな?」なんて言いながら30分ぐらい待ってたら、何と突如自分たちのバスが出現!!!そのバスで何もなかったようにマラケシュに向かった。
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