2009年12月25日金曜日

タール砂漠

まずは、イエス・キリストの誕生を祝いメリークリスマス!でも、ここインドはヒンドゥーとイスラムの国だから今日もいつもと何も変わらない日になってるし!しかも暑い。ちょっと寂し感じがする。。。でも、こんなクリスマスを体験できるのもそうないかな?

インドの西側に来た理由はキャメルサファリをすることだったので、かなり期待をしていた。勿論同じ目的をもってここジャイサイメールに来る観光客が多い為、街ではゲストハウスが客取りにかなり必死である。まずバス停に着いたら各ゲストハウスの客引きが待ち構えていて、我先に客を取ろうと懸命に自分たちのゲストハウスがどれだけ素晴らしいか簡単に説明しだし、文字通り引っ張って連れて行かれる。(実際3〜4名の客引きに両方から引っ張られて大変だったよ!)結局予定していたゲストハウスとは違うところに連れて行かれたけど、宿がかなり綺麗でキャメルサファリにかなり力を入れていたので勢いで泊まることに決めた。

(街から1時間近く走って着いたのは何もない砂漠地帯!)

(砂漠のオアシス。でもラクダは余り水を飲まない!)

次の日の早朝に宿の車で観光客4人を連れて砂漠に向かった。オーストラリアに住んでいるブラジル人夫婦とドイツ人の女性と自分。何とこのドイツ人の女性には3週間前にコルカタで会っていたのでちょっとビックリ!この4人の観光客に付き添ったのは3人の現地ガイドと5頭のラクダだった。通常観光客は奥深くの砂漠地帯に行けないようだが、このゲストハウスが用意しているキャメルサファリは他の宿とは違うようで、車で約60キロ砂漠を走って(砂漠の中にもアスファルトの道路が会ったにもビックリ!)そこから、ラクダに乗り換えた。

(いつも主食するのはこの枝。かなりの量を食べます。)

ラクダは思っていたより長身で、実際に乗ってみると馬よりも高い目線なので、振り落とされない様に確りサドルを握ってないとホント危険!で、降りるときはラクダがひざまずかないと降りられない。しかも、ラクダが立上がる時と、ひざまずく時は特に激しい揺れがあるので、だいぶ危険!これ、下手したら降り飛ばされる人がいるんじゃないかな!?しかも、ラクダは砂漠の小さいとげがある枝(葉)を食べるんだけど、その枝を口の中に貯めることが出来るようで、歩きながらも、休んでいる時もなんだかいつもモグモグ口が動いていて結構可愛らしい!でも、今までラクダって見たことがなかったから(多分)とっても不思議が多い動物!また、ラクダは大体30歳が寿命のようで、5歳ぐらいからトレーニングを積んで客を乗せる様になるみたいだけど、やっぱり若いラクダは慣れていないようで、荷物を乗せるだけで凄い迫力でいやがって鳴くんだけど、その鳴き方が尋常じゃない程激しいのにも驚いたね!

(全てのラクダには名前があって、僕が乗っていたのは森谷君)

夜は砂漠で焚火をしながらお喋り。旅行者の場合それぞれの国の社会状況や経済状況の話になるのだが、インド人のガイドたちにはどうでもよい話になる。彼らは20何年街からも出たことがなく、1ヶ月の給料も500ルピー(約1000円)と言うのだからこれまた驚いてしまう。(まあ、毎回チップをもらっているかももう少し多いと思うが)でも、そんな彼らは経済がどうなっているのか知らなくても、とっても幸せそうだった。勿論この日は夜空の星を眺めながらの毛布に包まった。地平線が見える砂漠&数えきれない星空を見ていたら、自分がとっても小さく思い、何も考えることができなかった。。。

(砂丘地帯も多少あるよ。)

ジャイサイメール宿情報:

【Roop Mahal】

Address: n/a

Equipment: Hot shower

Price: 200-350ルピー = 400-700円

Comment: ここのキャメルサファリに申し込んだ1泊2日で1700ルピーしたけど、とっても充実してよかった。

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