2009年12月11日金曜日

サンダークープ

本当に辛かったのは2日目だった。この日は11キロ人家も何もないところを上がって行かないと行けなかった。途中でほぼ水も切れてしまい。。。脱水症状にでもなったら助からないぞ〜っと思っていた矢先、3時間半かかって頂上3636メートルに到着したのだが、お目当ての山々は曇っていて見ることが出来なかった。それどころか、気温の寒さに震えるのと同時に、お腹の調子も悪くなって、ホント念のため正露丸持って来ててよかった。(他の登山者もお腹を痛めてた人がいたので、やっぱ標高が関係するのかな〜?)

(最後に朝日を見たのはいつの日か?)

とりあえず、天気が明日の朝には晴れてくれることを願って、その日は早めに休もうと思ったのだが、山小屋といったらミュージック(?)。レストランに集まったインド人(=ネパール人)が民族歌を歌いだして、一緒にいた欧米人&僕にそれぞれの国の歌を歌えと!要求してくるので、僕も何故か坂本九の「上を向いて歩こう」を熱唱。それなりに盛り上がったからいいかな〜!?って、感じに寒さを歌でカバー。でも実際夜は予想以上の寒さに震えてほとんど眠れず朝を迎えた。

(カンチェンジュンガの山々。世界で三番目に高い山だよ!)

(世界最高峰のエベレストがちょこんと見える〜〜!)

6時頃に空が明るくなっていることに気づき外に出て、最初に発した言葉が「スゲェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」東側の地平線が黄金色に輝き、北側にはこの地球に堂々と立ち並ぶ山々。そして、北北西側には世界最高峰のエベレストが見えるではないですか!!!!!こんなに興奮したのはこの旅では初めてだった。自分が思った以上にスケールが大きすぎて。。。実際写真で見るより、絶対現地で見た方が感動も何倍も違うはず!

(達成の幸せを分かち合いたくて...)

3泊4日のコースだったけど、僕は2泊で戻りたかったので、朝の8時には小屋を出て、合計7時間かけて帰りは比較的緩やかな坂を約32キロ下って来た。結構体にムリをさせた様で、次の日から筋肉痛に〜〜。でも、寒いダージリンに長居をしたくなかったで、次の日にはほぼ1日かけて、ブッタ・ガヤにやってきたよ〜気温が少しは暖かくなって助かってます。

牛たちだけで散歩してます。上り坂も結構早い〜)


サンダークープ宿情報:
【宿名わからず】
Address: 不明というかあるのか?
Equipment: 湯たんぽ(無理矢理かりました)
Price: 200ルピー = 400円
Comment: 寒くて眠れませんでした。

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1 件のコメント:

Tetsuya さんのコメント...

そこまで高い山に登ったとは凄いですね。ヨシの若さとパワーが羨ましい! インド側からエベレストを見たのなら、ネパールには行かないのですか。