2009年12月3日木曜日

コルカタ

旅をしていると様々な日本人に出会う。その中でもとても興味深いのは、インド長期滞在者(?)だった人たちの話がとても印象的だった。ある人は1年、10ヶ月、3ヶ月と様々だか、各自様々な体験をしているようだった。それらの話で一律していることは;インドの道はとにかく汚い、しょっちゅう声を掛けてくる、だまそうとする。など、余り前向きな話し手はないが、それでも多くの人たちがインド人を憎めないと口を揃えて行っていたことを思い出した。


飛行機でクアラルンプールからコルカタまで約4時間。コルカタに着いたのは夕方の5時近くだった。まず、到着して空港の外にでてビックリ!?既に空が暗い。。。!と、言うことは、朝日が昇るのが早いのかな?と思いきや、朝は6時に日が昇り始めた。なんと、ここでは日が昇っている時間帯がたった11時間しかないのです!衝撃的だったので、現地インド人に聞いたら「ああ、そうだよ。」なんて、結構普通だった。。。気温も今は冬と聞いていたので、インドと言えども若干寒いのかな?と思いきや、日中は半袖で十分。まあ、朝や夜は若干冷えるけど。でも、現地インド人はセーター着てる人が結構いる!


かなり雰囲気が良いタクシーの運転手(ここのタクシーはすべてこの形で色は白か黄色)

ここコルカタはインド4大都市として知られている様に、人が多く生活のリズムが少し早い。その上、車の量が多く、バスはいつも満席、その為空気が悪く直ぐに喉の調子が悪くなり、疲れが溜まりやすい。その為、路上にはチャイと言われる甘い紅茶の屋台が多くある。屋台によってショウガやシナモンフレーバーがあって3ルピー(約6円ぐらい)で飲める。他にビスケットやクッキーなどを一緒に売っていて、現地インド人は勿論、観光者のも大人気!ここチャイの屋台でもビックリしたのが、多くの屋台で利用しているチャイを入れるカップは簡単な陶器で出来ていて、飲み終わったらそのまま捨ててしまう!日本人の感覚からするとちょっともったいない、洗って再利用すれば良いのにと思うのだが、インド人には他の感覚は違うのだ。

 

(街のあちらこちらに、こんなチャイの屋台がある。)

(チャイの器)

そう、コルカタは実はあのマザー・テレサの働きの拠点にもなっている場所なんです。で、実は旅行者でも登録さえすれば何日でもボランティアが出来る仕組みになっているようで、僕も1日ぐらいはボランティアをしよーとおもったけど、登録日は毎週月、水、金の15時〜と決められていて、丁度僕が行った日が休み(?)閉まっていた様で何も出来ずできなかった。。。因にボランティアに行った人の話を聞いたらいくつか種類があるようで、1.孤児の家 2.障害者の家 3.薄弱者の家 4.死を待つ人の家など。ここコルカタもマレーシア同様様々な熱心な宗教者がいる様子。今回初めて観光地(?)にもなっているヒンドゥー教の寺院に行ってみたら、ヤギの生贄をやっていた。聞くと毎日生贄があるようです。一瞬にしてヤギの首を斧で割き、毛皮を裂いて、部分部分の肉を細かく、何も残らない様に解体して袋に詰め、それを買って帰る人がいるのです!?ほんの10分程度で全てが終わってしまいホント言葉で書くのは簡単でも、現場はかなり残酷だった。(現地のインド人は毎日やっているせいで何事もない様に、手際よく解体を行っていたけど)。

 

(セント・ポール寺院。コルカタには他にも結構カトリック教会があり、日曜日にはミサも行っている。)

ここでインド人の女性について少し話すと、ほぼ90%の確率でサリーを着ているのだが、サリーを着ると若干横や前のお腹が出ていることに気づく。そうするとインド人のおばちゃんと言われる人たちのお腹はかなり弛んでいるのが、見たくなくても、目に入ってしまう。こうなる原因を考えてみる;インドでは毎日男女問わずよくチャイを飲む、これにはかなりの砂糖が入っているため、これは絶対原因の一つである、もう一つは運動不足!ここコルカタには全長3キロにも及ぶ公園(草広場)がある。そこを訪れてみると、多くの男性がクリケットをしたり、サッカーや乗馬(馬に乗るだけ)をしているのが目につくが、女性の姿がない!?そして、最後にインド料理は思った以上に油っぽい。おそらくこれらが女性を肥満にされる原因だと思う。

 

(ヴィクトリア記念堂。コルカタの歴史資料が保存されている)

冒頭に書いた様にインドはやっぱり汚いし臭う。そして、しょっちゅう「どっから来たんだ?」とか、「カルカタはどうだ?」とか聞いて来たり、公園で写真を撮っていると「俺のことも撮ってくれ」と来て撮られた自分をカメラの画面でみて満足している。多分これらのことは今まで、中国、東南アジアをわたって来て慣れたせいか、そこまで辛くないが、初めての海外旅行がここコルカタだったら、僕だったら多分もう海外に行きたいと思わなくなるぐらいここは衝撃的だと思う!そんなコルカタの滞在も4泊5日で終わり、次は紅茶で有名なダージリンに行ってきま〜す。

コルカタ宿情報:no pic
【パラゴン】
Address: 2 Stuart La
Equipment: nothing
Price: ドミ110ルピー = 220円
Comment: コルカタの日本人宿、場所が良い

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2 件のコメント:

Kazumi さんのコメント...

ついにインドだね!!
コルカタでおすすめの宿とかあったら教えてくださいな~。

yoshi さんのコメント...

結構多くの日本人がパラゴンって言う安宿に泊まっているよ。今までで一番安く、汚いドミだけど。情報収集には良いかも。その他、大体の旅行者がサドルストリート近辺に泊まってるよ!