2009年12月19日土曜日

アグラー


(鮮やか!)

恥ずかしながらタージ・マハルは有名なモスクだと思っていたのだが。。。実はムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン(在1628〜1658)の妃ムムダーズ・マハルのお墓だったのです。妃が亡くなった1631年に、その死を悲しんだ皇帝が約17年の年月と1万2000人の職人を派遣して、アジア中から白い大理石を集めて完成したのがこのお墓なのだ。そして、興味深いことにタージ・マハルには東、南、西のゲートがあり、北側にはヤムナーという川が流れている。この皇帝は川に橋を架け北側に黒い大理石で自分の墓を建設しようとしたといわれている。何故なら、イスラムの教えで、この世の終わりに全ての死者は墓からよみがえり、皇帝はその時妃と共に楽園に行くことを夢見ていたと言われている。しかし、実際に皇帝が計画していた黒い大理石の墓は現実することはなかった。。。それどころか、毎日世界中から多くの観光客がこの墓に足を踏み入れ、写真を撮って楽しむ観光地になっていることに、亡くなった皇帝はどう思っているのだろうか?

(ホントどっから撮っても絵になる!)

確かにタージ・マハルは15世紀に建てられたものとは思えないほど美しく、輝いている。逆に他の周りの民家の方がよっぽど古く感じてしまう。モスクのサイズも横250m×奥行き350mと十分な大きさがあるのだが、とても細かいところまで、彫刻がいきとどいていて、圧倒される。おそらく、現在の建設技術では同じものを建てることは出来ないんじゃないかな〜(かってな予測だけど)

(細かいところまで丁寧な彫刻。圧倒される!)

(この文字や花柄は描かれてるんじゃなく、石の彫刻だよ!)

写真の奥に見えるのがタージ・マハルの南ゲート。ゲートを出ればそこは何も変わらないインドの街の様子。一緒にバトミントンをして遊んだよ〜。この子表情が良いでしょ!

でも、ちょっと納得が行かないのは入場料について。まあ、今回の旅で回った国ではほとんどの場合、入場料の金額は現地人と観光客とで分かれている。その中でも一番驚いたのはカンボジアのアンコール・ワット。ここの入場料は観光客20USドル。それに対して、現地人は無料!?なんで?と思ったけど。。。次にこのタージ・マハル。ここの料金は観光客750ルピー(約1500円)、現地人はたったの20ルピー!これが観光客の現実ですよ!しかも、1年に平均200,000人の外国人が訪れるようで、チケットにも番号が書かれていて、因に僕は156,934番目でした。

アグラ宿情報:no pic

【Sai Palace Guest House】

Address: n/a

Equipment: Hot shower

Price: 180ルピー = 360円(ネゴの結果)

Comment: roof topのレストランからタージが見えて結構いい。部屋は汚いけど、お湯が出るだけまし。(7時から)

↓ここにクリックをお願い致します。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

Trevor Raichura さんのコメント...

I don't know if this part is true, but I heard that some people had their hands cut off after the Taj Mahal was built, so they could never build anything else and try to out-do the beauty of this building. Did you hear that from anyone???

yoshi さんのコメント...

I never heard of that, but that would be possible! In India, there are so many interesting architectures! I don't get bored!