2010年10月31日日曜日

Iza Morocco

この旅も13ヶ月経って、残すところ後1ヶ月になちゃいました。コードバからスペインの巨匠ピカソが生まれた街マラガに1泊よってモロッコに向かっています。マラガにもピカソ美術館があるけど、バルセロナやマドリッドの美術館と比べると正直あんまり行く価値ないかもしれない。。。しかも、ピカソは19歳の時にここマラガを離れたっきり一度も戻って来てないんだって!!相当自分の故郷が嫌いだったのかな?(その気持少し分かるかも。)

(意外に優雅なフェリー。電源もあるし、Wifiも無料で飛んでるし、、、でも、出航はいつになるのか???)

まあ、とにかくモロッコに船で向かう為、朝早く起きてバスでモロッコ行きのフェリーに乗るためアルヘシラスに向かった。8時30分のバスだと思ってたら、丁度今日から冬時間に変わることをバス・ターミナルで聞かされて余分に1時間以上待つ事になった。暇だったので、村上春樹氏の本でも読んでたら、空腹と眠気に襲われ数ページめくっただけで全然頭に入らない。。。なので、近くのカフェでコーヒーを飲みながら「今日は長い一日になりそーだ。」何てボーッと考えていたら、周りでは朝っぱらからワインやビールを飲んでいる人たちがチラホラ。。。「やるなぁ〜」


約3時間バスに揺られて予定通りアルヘシラスに到着した。直ぐにフェリーのチケット(20€)を買って1時の出航に控えていた。予定より少し遅れてフェリーに乗客が乗り込んだのが1時30分ぐらいで、現在4時です。まだ、、、、まだ、、、、出航してないし。。。「これ、このまま夜開けるんじゃない?フェリーの中で。。。」

Cordoba


セビージャからバスに2時間乗って、ここコードバに着きました。何だか最近移動が多くて疲れ気味になっていたので、バス停の隣にある宿をいつも通りネットで自薦に予約を取っていたはずだった。。。(ヨーロッパでは基本宿は事前に予約)ネットの説明では「ホステルはバスストップの隣にあります。」と確り書いていたので、事前に地図を見て位置確認などはしていなかったのが間違えだった!!

(これはイスラム式照明を下から撮った写真)

バスがターミナルに着いて余裕の表情でターミナルを出たら、どこをどう見てもホステルなんてある雰囲気ではない。。。「ありゃ??」と思って、ロンプラをバックから出してヨ〜〜〜ック見てみると明らかに予約したホステルはバスターミナルから離れている距離。どうも、ネットの説明ではバス・ターミナルではなく、バス・ストップの隣って意味だったようです。(意味分かります??)


どう考えても「この説明ありえねぇ〜〜」だって、1〜5まで説明しないと行けないところ、最後の結果論、つまり5の部分しか説明して無いじゃん!!「でぇ??どうやってそこまで行くの?」って事になるよね。なので、ツーリスト・インフォメーションがあったから、言ってみたら、休憩2時間取ってるし!!またしても、「ありえねぇ〜〜」




とりあえず、微妙なスペイン語を話せるように努力の結果なった自分は、ローカルバスの運転手に聞いて1台のバスに乗り込みホステルの近くまで向かった。バスを降りたところに丁度運が良く、アメリカ人の女性と出会い、彼女がホステルまで案内してくれたので助かった。ここコードバやセビージャは街自体が巨大迷路になっているので、直ぐに道に迷うシステムになっている。(大変迷惑)


コードバには1日しか居ないため、チェック・インして直ぐにコードバ大聖堂に向かった。これがまたまたビックリ。外観も内装も完全にモスクの作りだけど、現在は大聖堂なんて信じられません!!スペイン南部アンダルシア地方は本当に興味深い歴史を持つ場所です。もう一度ゆっくりココには訪れたい気分。

Seville


ポルトガルからスペイン南部に戻って来ました。スペイン南部では古い昔カトリックとイスラムが街を共用(?)奪い合い(?)をしていた為、建築物がとても興味深い。特に街のメインとなるセビージャ大聖堂は当初イスラムのモスクとして建設された建物を後にカトリックが悪く言ったら、奪い取って現在まで大聖堂として使用している。(まぁ、イスタンブールのアヤソフィアはカトリックからイスラムって具合に所有権が変わったことだから、似たようなことかなぁ?)

(大聖堂の塔に上がって撮った街の様子)

(これが中庭の噴水。この時は水が流れてなかったけど。。。)

(大聖堂の中の床一部。これ石でデザインされてるんだよ!!個人的にはかなり感動もの)

そんな大聖堂は勿論モスクの面影を残した部分も多少あって興味深かった。特に自分の興味を引いたのが、大聖堂の床。今まで、見たことの無い柄のデザインが多く、とってもキメ細かくできていた。大聖堂のパイプオルガンや銅像など全然面白くなかったけど、床はスゴい!!ここは床好き必見の場所ですね!!それと、中庭。庭には数十本のオレンジの木が植えられていて、恐らく井戸水が噴水から湧いてきて、小さい通路を流れて全ての木に水が行き渡るように作られてる!!!これ、何百年も前のアイディアだよ!!スゴすぎる。

(闘牛場の中)


他にもセビージャでは闘牛が有名のようだったけど、現在はシーズン・オフでライブは見れなかったけど、有料で闘牛場の見学ができるようになってた。初めて入った闘牛場は意外にも広く、博物館もガイド付きだったので、スペインにおける闘牛の歴史を少し触れた感じがして嬉しかった。是非、時間は実際に闘牛の試合(?)を見たいものだね。




2日間しかセビージャに居なかったけど、落ち着いてとっても雰囲気のイイ街だった。街の端には緩やかな川が流れてて、多くの若者が午後になるとカヤックの練習などをしていて見ているだけでも気持がよくなる雰囲気があった。

2010年10月30日土曜日

Sagres


ラゴスに来た理由は、ここユーラシア大陸最南西端の街サグレスに来たかったからなんだ。真の旅人なら誰でも一度は憧れる場所だと思うけど。。。?日本人の間でこの場所が知られるようになったのは、あの「深夜特急」を書いた沢木耕太郎氏が確か40年ぐらい前に香港からポルトガル間のユーラシア大陸を乗り継ぎバスで移動して行く話。(読んだこと無い人にはかなりのお勧め。)



(これが本場のドイツホットドックを売る屋台)

ラゴスからバスで40分ぐらい走ったところにあったのは小さな街。そこがサグレスだった。日中は(タブン夜も)人が数人歩いているだけのとっても静かな街だった。だが、ここでもヨーロピアンの観光客が結構いた。とりあえず、街から少し離れた展望台までバスで行ってそこから海沿いを歩いてサグレスの街の中心部に戻ることにした。

(なかなかイイ感じのビーチだったよ)

(海水は冷たかったけど、久しぶりに日に焼けることができた。既に白くなって来てたからね)

昨日ホステルで出会ったドイツ人のクリスチャン(名前)と一緒に来たんだけど、何とこのポルトガル最南西端の場所にドイツ人がやってるホットドックの屋台があるとのことで2人でいってみた。屋台の名前が「アメリカの前の最後のホットドック」だそうです。。。なかなか美味しく食しました。

(この眺め最高)

(おそらく、ここが本当の意味でユーラシア大陸最南西端のポイント。ここから海を見ると200度以上海が開けて見える。本当に世界の果てって感じる場所だよ。ここは。)

1時間ぐらい歩いて街の中心地に戻った。途中でローマ劇場みたいに20〜30mぐらいある岩壁に隠れたビーチで日光浴をしたり楽しんだ。約40年前に沢木氏もこの風景を見たんだな〜〜。っと、一人黄昏れたかったけど、何故がハエと蚊が大量発生してて、大変だったヨ。そして、沢木氏もこの場所で帰国を考えたように、、、「はい、ミーハーなんで」俺も11月28日にローマから帰国することに決めました。ヨロシク。。。。です。

2010年10月29日金曜日

Lagos


ポルトガルの南西の街ラゴスにやってきました。ここは漁業が有名で魚が美味しいとの噂を聞いていたので、楽しみにしてました。でも、ヨーロッパに入ってから日本人とも全然会わないし、ホステルに泊まってる旅人ともあんまり種類が合わないため最近は寂しく一人で食事をなんとなくしてたんですが、ここのドミで出会ったこれまたドイツ人と2日間一緒に行動をしてみた。


ロンプラに載ってるレストランに行ってみたら、観光客で溢れてた!!さすがガイドブックの力。と思いながら2人で端の席に座り魚料理を頼んだ。このドイツ人は聞いたところポルトガルに語学留学に来ていたようで、英語も勿論ポルトガル語も話せる青年だった。

(1日目レストランでオーダーした料理がこれ。I mean only thisだよ!!! この魚が皿に6匹のってました。海外生活を数年してたけど、、、このタイプの魚をナイフとフォークで食べたのは初めてだよ!!!) 

(2日目もこのタイプの魚をお決まりフォークとナイフで食べて記録更新中です。これにバターを付けて食べる。日本でやったりどうなんでしょ。。。??)

(街で見かけたポスト青と赤どっちに入れればイイの?)

(ポルトガル人は本当に魚が大好きなんだろうなぁ〜〜)

ラゴスの街にはビーチを合って、10月下旬のこの時期でも海水浴ができる感じなので、特にイギリス人のリゾート地になっている。街には以上に不動産が多く、中には1億越えの物件などもチラホラ合って、どう見ても金持ちのイギリス人を目当てに建設した物件って感じがする。


Cascais


リスボンから日帰りで行けるカスカイスってところに来ました。思って以上に東ヨーロッパ
の気温は暖かく、ここカスカイスでも日が強い中観光をしてます。まぁ主にビーチが有名なんでビーチ沿いでのんびりボーッとしながらそろそろ帰国の事とか考えてたりして。。。



(ブラジルでもよく見たビーチサッカーバレー(?)みんなかなりウマい!!)

(こんなボートを一台持つのも悪くないなぁ〜〜)

2010年10月27日水曜日

Lisbon


マドリットからリスボンまではバスで約8時間の移動距離。リスボンの地形は米国のサンフランシスコみたいに橋を渡って入るんだけど、この橋が半端なく長い!!調べたところ、橋の名前はヴァスコ・ダ・ガマ橋って名前で全長17.2キロもあるんだって!!勿論ヨーロッパ一の長さ。

(有名なナビゲーター・ヘンリーのモニュメント。意外にも大きい!!)

(リスボンのシンボル的ゲートだと思う。。。)

(丘の上から見下ろしたリスボンの町並み)

ポルトガルの最初の印象は当たりまえだけど、、、ブラジルに似てる。まあ、同じようにアルゼンチンの町並みはスペインに似てたけど。。。メインの歩道のほとんどはCobblestoneになっている。これが、かなりキレイに並んでいて驚き!!他に街にはケーブルカーが走ってたり、少しなんだか歴史を感じる街って感じがする。

(これがCobblestone。日本語で何て言うんだろう??)

(ナビゲーター・ヘンリーのモニュメントの上から下を見た様子。これも全てCobblestoneですよ)

(街を走る黄色いケーブルカー)

(美味しそうでしょ)

(ここでも浮いている人発見!!しかもこの人「20時間ぐらい動かない」と言うだけでギネスに載ってるんだって!!!!!)

(無印はヨーロッパにも進出してるんですよ)

首都なんだけど、人口が少ないためなのか活気がないし、他の国と比べて少し静かな感じがする。噂で聞いていた通り、ポルトガルは物価も安いし、食事もスペインに負けないくらい美味しい。特に海面しているから魚料理がなかなか。

2010年10月25日月曜日

Taste of Madrid


今回の旅で食にはそこまでこだわりをもってなかった。まぁ、お腹が満たされればそれでいいかなぁ〜って感じだったけど、そろそろ旅の終わりが見えて来たので、所持金と要相談してちょっとグルメに走っちゃったよ〜〜!!

(まずはパイリア。ここのは観光客向けだったのかまあまあって感じだった)

しかも、以前も言ったかも知れないけど、スペインはフランスやオランダと比べて物価が安い。これで結構助かってます。大体ヨーロッパでは1日50€の計算で毎日旅をしてるんだけど(ブッチアヶ)。その計算だと、フランスなんて宿代と観光費と移動費で既にヤバい。。。なんで、一日2食何て貧乏生活した時もあったんです(涙)。だって、レストラン高いんだもん。

(説明無しでも分かりますよね。サイコ〜〜〜〜〜〜!!)

(これ全て1€ですよ!!キャビアですよ!!!)

スペインは旅人の友達です!美味しい物が合理的な金額で頂けるのです。キャビアが1€、大好物の生ガキが2€ホント感動で涙です。こんな美味しい物を食べさせてくれてありがとうスペイン!!

(地元っ子にとっても人気のサンドイッチ店。ほとんどのサンドイッチがこれまた1€。サーモンとかツナとか種類がかなり豊富。しかもかなりウマい!!!)

(これまた地元ッ子に人気のサンドイッチ店その名も「ハムの博物館」って名前のレストランなんだから凄い!ちょっと分かりづらいけど、このサラミたち光ってるんですYO!!サラミってドライで固いってイメージがあったけど、こんな美味なサラミ食べたの絶対人生で初めて!!)

それと、ヨーロッパではビールやワインが噂通り安いすぎ。だって、ジュース、ソーダ、水と同じ金額でアルコールが飲めるんだよ!!これって西ヨーロッパだけ???日本だったらレストランに入ると普通無料で水又は、お茶が出て来るけど、ヨーロッパでは水もオーダーしないとダメ。なので、同じ金額の(大体1〜2€)ワインを頼むって訳ですよ!!しかも、雰囲気がそうしているのか、ワインもビールも結構美味しい。本当に有り難うスペイン!!!

2010年10月24日日曜日

Real Madrid


ヨーロッパに来たら一度はサッカー観戦をしたいと思ってたけど、チケットが高い!!一番安いチケットでも50€ぐらいするので一度は諦めかけてたけど、、、せっかくここまで来たら見るしか無い!!と思って、ネットで購入を企んだけど、エラーになって、何故か買えない。。。で、ホントに諦めてたんです。。。


で、試合の当日マドリッドに着いたら、街のあちらこちらにreal madridとAC milanのユニフォームを来た人たちがいる〜〜〜。これは誘惑!!そこで、スタジアム近くのレストランで雰囲気を味わいながらTV観戦をしよう思い向かったら、スタジアムはかなりの盛り上がり。これはかなり誘惑。。。


チケットあるかオフィスで確認すると、「350€のチケットならある」なんて言うんですよ!!そんなの買えるわけないし。。。そしたら、「チケット、チケット」なんて言ってる怪しいヤツが居るんで聞いてみたら、こいつが何とダフ屋ってわけなんです。(勿論、ヨーロッパでもダフ屋は法律違反)警察の目を気にしながら(汗)金額を確認75€の席を交渉して80€でゲットン!!!

(チャンピオン・リーグと言うこともあって、席はタブン満席。かなり人入ってるし!!実際購入した席は5階建てのスタジアム3階コーナーの席で結構見やすく、正解でした!!)

でも、このチケットが本物なのか結構怪しかったので、現にチケットを売ってくれた人と共に改札口に向かった。とりあえず、凄い人だったので、バックを前にかけて、抱くように持っていたんだけど、、、「事件は現場で起こってしまった!!!!」まだスタジアムに入る前に、一人の男(A)が俺の足を軽く蹴ったので、何だと後を振り向いた瞬間もう一人の男(B)が俺のジーズの右ポケット内に手を突っ込んだ!!!ヤバい。と思って男(B)を振り切って振り向いたけど、凄い人が溢れてたので、チケットを売ってくれた男性を見失わないように直ぐさま着いていった。


チケットを買ってからスタジアムに入るまで、結構な時間歩いたような気がしてたので、「実はこのチケットは偽造でダマされたのでは。。。」(汗)と思ってたけど、無事にスタジアム入った瞬間、鳥肌が立つほど感動!!!スゲ〜〜(初めてプロサッカーの試合を見に行きました。サッカー部だったのに。。。)


試合はReal Madridが最初の15分の内に2点決めて、そのまま2−0でrealが勝った結果になった。やっぱり、クリスチャーノ・ロナウドの動きは他の選手たちより目立っていたなぁ〜〜。現にこの試合の先制ゴールは彼のフリーキックからだったし。そんな感じにマドリッドを満喫してますよ!!

2010年10月22日金曜日

Valencia


完全にノーマークでバレンシアにやって来ました。そもそも、何でここに来ることを決めたんだろう???って感じだったけど、ここヤバいよぉ!!!

まずこれ何だかわかります???これ劇場なんだって!!なんかトランスフォーマーの映画に出て来そう。

で、次のこれは、、、忘れた。。。けど凄くない!!

3つ目のこれは科学博物館。ぶっ飛びの設計!!他にもかなりデザインされた水族館が近くにあったり、洒落た橋が多いよ。スペインはガウディーだけじゃ無いんだよ!!

もっと凄いのは実はこの場所、さっきの上の場所もそうだけど、以前は大きい川が流れてたんです。。。え?「川だったんですよ!!」今はこんな感じにキレイになって、言葉通り緑にあふれてます。平日でも親子連れが多くホント雰囲気イイ!!

それとここバレンシアの良いところは地中海の海に面しているところ。広々したビーチが開放的で気持が落ち着く〜〜。地中海ってこともあって波も穏やかで泳ぎやすそう。

スペインのトラディショナル料理パイリア。どうも、バレンシアはパイリアの本場(?)ってこともあって、ホントに美味しかった。オランダやフランスと比べてスペインは物価が安いので助かってます。。。他にも美味しい料理が多くスペイン楽しい!!!

他にバレンシアの魅力は街の大きさに対して人が少ない。。。ちょっと路地に入ると全然人いない。スペインは想像通り楽しです。